日々の生活を彩るもの

やはりお金も大事だ。貯金や資産を増やす為の努力は怠ったりしない。そんな日々の中でささやかな幸せについて考える。

例えばいつも映画を観に行く時はレイトショーだけどとことん没入してみたい！という映画に出会った時は思い切ってグランシアター（超豪華シート、ドリンク付き3000円）にする。

いつもティッシュを買う時は最安を買うけど鼻のかみすぎで痛いからしっとり質感の高級ティッシュを一箱だけ買ってみてその肌触りに感動してみる。

いつもは角ハイボールだけど白州のハイボール（一缶600円）を一缶だけ買う。美味しかったのでまたいつか忘れた頃に飲んでみよう。

こんな感じの贅沢をした後は半額のお惣菜を買ったり自炊を徹底したりここ暫く全く使わなかった物を処分してお金に換えたり無意識に増えてゆく生活コストの見直しをとことんやってみる。

倹約だけに偏ると生活の営みがフラットになりすぎて「何かをしてみることの感動」への欲求がどんどん無くなっていく。（わたしの場合）

お金のかからない趣味なども加味して節約による貯蓄と幸福のための散財をバランス良く、かつ最終的に貯蓄へ持っていく力量が実家を出て20年、やっとそろそろ培われてきた気がする。貯金も少しずつ増えてきた。

もちろん節約に全振りする事が幸せ！！！

という人もおり、それはそれでとても良い事なのでその考えを否定するつもりはまっったく無い。

お金の消費だけに限らず興味がなかった分野の事や他人が持つ自分の知らない知識に触れる事は自身の人間的な深さを醸造するためにある程度でも良いから行動力として持っておきたい。それが彩りにもつながると思うので。

そういう意味では旅に出る事で自分の何かが誰かに渡り、誰かの何かを受け取る事で自分がちょっとだけ変わるという体験ができる「旅」ってめちゃくちゃ素晴らしいじゃん！！！と思うのでそろそろ旅用の貯金もしてベトナムやモロッコや台湾あたりに行きたい。観光は割とどうでも良いので現地の美味しいものをたらふく食べたい。こうしてぜい肉も貯蓄されてゆくのだ…。

そして最近とても良いなと思った言葉は

『チャンスは貯金できない』です。