名古屋

かわいいかわいいお友達がくれたマカロン。美味しすぎて感動したなぁ。美味しいものは幸せ。食べる事は生きる事。この間、初めて名古屋に行った。お友達たちとフジロックの配信を観ながら約4時間半ほどで到着。あんかけパスタ食べて楽しくライブ観て味仙でわいわいしてホテルに戻って即就寝、翌日朝食バイキングを山盛り食べ名古屋市科学館に行きその後ラーメンを食べて名古屋をあとにした。念願の名古屋市科学館、目的のプラネタリウムは夏休みの混雑により叶わなかったので、またいつかリベンジしたい。今年は仙台、金沢、名古屋と、初めての土地に行く機会が多く、とても充実している。年々観光よりも食に特化してゆく旅。胃袋3つ欲しい。

うなぎ

この間久しぶりに大好きなうなぎ屋さんに行ってきた。おじさんとおばさん元気そうで良かった。おじさん、がんになったって言ってた。それ以上は深く聞かなかったけど、とりあえず今は元気みたい。うなぎのきも焼とひれ焼とかぶと焼も食べた。ふかふかのうなぎ、とっても美味しくて幸せだった。ずっとニコニコで食べてたと思う。また来まーーーーーーーす!!!!と言って店を出た。行きたい場所に行き、会いたい人に会いたい。

2024.6.5

整体行って帰りに缶ビール1本だけ買って路面店のガラスにうつる姿勢が良くなった歩き姿を横目で見ながらラッキーオールドサンの「i wanna be your boyfriend」を聴いて帰ってる。最高〜!今度小旅行するので500円玉貯金箱あけちゃった。たのしみ!美味しいもの食べよっと!最高〜!家でダラダラするのも大好きだけどお出かけすると気持ちが晴れやかになって良い。どちらも程よくやってゆく。

日々の生活を彩るもの

旅をするのが大好きだ。でも最近はあまりできていない。日頃在宅で家に籠っていることが多いのでたまに有り金全部使って旅に出ちゃおうかな!みたいな気持ちになることがあるけれど、そんな事はしない。やはりお金も大事だ。貯金や資産を増やす為の努力は怠ったりしない。そんな日々の中でささやかな幸せについて考える。例えばいつも映画を観に行く時はレイトショーだけどとことん没入してみたい!という映画に出会った時は思い切ってグランシアター(超豪華シート、ドリンク付き3000円)にする。いつもティッシュを買う時は最安を買うけど鼻のかみすぎで痛いからしっとり質感の高級ティッシュを一箱だけ買ってみてその肌触りに感動してみる。いつもは角ハイボールだけど白州のハイボール(一缶600円)を一缶だけ買う。美味しかったのでまたいつか忘れた頃に飲んでみよう。こんな感じの贅沢をした後は半額のお惣菜を買ったり自炊を徹底したりここ暫く全く使わなかった物を処分してお金に換えたり無意識に増えてゆく生活コストの見直しをとことんやってみる。倹約だけに偏ると生活の営みがフラットになりすぎて「何かをしてみることの感動」への欲求がどんどん無くなっていく。(わたしの場合)お金のかからない趣味なども加味して節約による貯蓄と幸福のための散財をバランス良く、かつ最終的に貯蓄へ持っていく力量が実家を出て20年、やっとそろそろ培われてきた気がする。貯金も...

犬のこと

はじめてふうに出会った時のことは鮮明に覚えている。抱っこさせてもらった時、一目散に腕をすり抜けて体を登ってしっぽをぶんぶん振り回しながら顔をベロベロ舐めてきた。わたしは子供の頃からずっと犬と一緒に生活したくて、大人になって念願叶ってわたしの元にやってきた犬だった。かなりの甘えん坊で女の子だけど体が大きくて声も太い。食いしん坊なのも良く似ている。今膝の上でわたしの手をベロベロと舐めている犬は人間で言うと64歳くらい。ぜんぜんわたしより年上だ。おやつが大好きで得意げに撫でを要求する。最近はベッドでよく一緒に寝てくれる。お鼻はつやっつやだしポップコーンの香りは癖になる。できればこんな毎日をずっと過ごしたい。でもきっとあと数年でお別れなんだね。もうずっと覚悟していて分かっていることなのにやっぱり未だにその時のことを思うと辛すぎて受け入れられない。最期まで幸せに健やかに生きていられるようにするのがわたしがしてあげられる最大限のことなのに、耐えられない気がして頼りないままでいる。こういうことを考え出すと涙が止まらなくなっちゃう。もっと強くなりたい。今視界に映っているおもしろい形の犬の後頭部がとても愛おしい。信じられないくらいかわいいな。

お腹の傷は勲章

先日大きな手術をした。入院するのは人生ではじめてだったし病院食もちょっとたのしみだったので入院前日は遠足症候群な気分になりあんまり寝れなかったな。バンドをやっているお友達からのエール動画がうれしすぎて何回も見てた。本当に元気もらったな〜ありがとう。めちゃくちゃ大好きな人のサイン本も枕元に置いて御守りにしてた。もう存在してるだけで感謝。手術日の朝はあんまり緊張もせず、どこか他人事のように準備をこなしあれよあれよと手術台に乗せられ、よくテレビとかで見るあのデカくて丸い照明を眺めながら「ふふ、捕らわれた本郷猛が仮面ライダーに改造されるやつじゃん」と余裕な面持ちだったとおもう。一番怖かった硬膜外麻酔はやっぱり一番辛かった。もう二度とやりたくない。そこら辺あたりから急に不安になりガタガタ震え出したけど、犬と大切な人の顔を思い浮かべてたら落ち着いてきたのであなた達の存在本当にすごいわね!っと思ってたら麻酔が入り、瞼が舞台の幕が降りるように落ちて気付いたらすべて終わってた。手術時間は5時間くらい。お腹の臓器がぽっかりと消えた。とくに涙も出なかった。入院の数日前にタガがはずれたようにわんわんと泣いた日があったのでそこで気が済んだのかもしれない。毎日病室に来てくれる主治医があまりにも元気で話すことがないと笑いながら去ってゆくほど回復が早かったらしい。食欲もあったので全然痩せなかった。入院生活で痩せる...

甘き死よ、いつか来たれ

ふとした瞬間に、今までの強度が嘘のようにバラバラと心が崩れそうになる。大きな不安を目の前にすれば、わたしも所詮ただの人なので当然だとは思う。自覚もなく特に変調もない身体が確実に死へと向かっている。そりゃあ誰でも生きていれば死に向かっているけれど、きっと普通の人とは違う速度でそこに辿り着こうとしているんでしょう。把握していても全く実感がない。普通に息をしているだけで、音もなく細胞が死んでゆく。シンプルに恐ろしい。そんな感情をいつも忘れさせてくれる日常の些細なゆらめき。犬の生きた吐息、元気をくれる音楽、のめり込めるゲーム、大好きな人達の熱や躍動。あっという間に綻びそうになるのを繋ぎ止めてくれるありがたさたるや、感謝してもしきれない程。それでも一時的な感情に飲まれそうになり死にそうになりながら横たわっているとこれまた天才的なタイミングで連絡をくれる人がいる。犬におやつをあげる時が1番キラキラしていると思っていたけれど、やっぱり音楽をやっている姿が世界一かっこいいなと最近つくづく思った。感情を公にせずとも犬に向ける眼差しの側にいつもたくさんのやさしさがあり、裏表のない素朴な誠実さで隣にいてくれる。さりげないあたたかさにいつも助けられている。完全に惚気すぎているので盲目かもしれないが、この感情はいつまでも忘れないでいたい。悔しいけれど。こうやって日々を切り取ってみると信じられないくらい『生き...

2023.9.13

うちの犬は現在11歳でシニア犬だ。1日の大半は寝ていて、たまに起きておやつの催促をしたり水を飲んだりしている。この11年あっという間に時間は過ぎ、人間でいうところの60歳を迎えた愛する犬。7月に一緒に住み始めてからなるべく同じ時間を過ごしデレッデレで目一杯可愛がっている中で、犬は昔と変わらず手をベロッベロに舐めまわし、らんらんとした眼差しでわたしを愛してくれる。膝に乗っては撫でを要求し、おやつが入った缶を一心に見つめてアピールしてくる。ほんとうにほんとうに尊く可愛い。以前と変わらない日常と思っていたけれど、やっぱり昔より動きが鈍くなり食欲も衰え体重も少しずつ減っている。徐々に死へ向かっている事実と向き合わなくてはならなくなり、もうすでに辛くて耐えられない。覚悟しているつもりだったけれど、ぜんぜんだった。ふうがいなくなってしまう日常なんて考えられない。胸に耳をあててみると、わたしよりも心臓の動きがぜんぜん早くて、死へ向かう速度が自分とは明らかに違う事がこの世の終わりのように感じる。分かっていたことだけれど、未だに受け入れられない。でも、最後の瞬間まで淋しい思いをさせずに見送ってあげたい。「愛してくれてありがとう」を最大限に与えてあげたい。まだまだ元気だし、お鼻もツヤツヤだし、おやつをたくさん食べて健康でいて欲しい。君のおかげでちょっと強くなれてるよ。ありがとね。犬かわいいね。